料理するとキッチンがぐちゃぐちゃになる本当の理由と、片付く人がやっている具体的な習慣

料理

はじめに

「料理は楽しい。でもその後のキッチンを見るとげんなりする…」

毎日ごはんを作っているのに、いつもキッチンがカオスになる。そんな人、実はとても多いです。料理の腕や性格の問題ではなく、”考え方”と”仕組み”に少しコツがあるだけなんです。

この記事では、「なぜキッチンが散らかるのか?」を掘り下げ、料理中から片付けがラクになる考え方、具体的な習慣、収納の工夫まで紹介します。


なぜキッチンは散らかるのか?本当の原因3つ

① 作業の順序が“自分の頭の中”にしかない

レシピを見ながらなんとなく動き始めて、「あ、あれがない」「次は何切るんだっけ?」と行き当たりばったりになっていませんか?

そうすると動線が増え、道具を出しては戻さず放置し、洗い物は溜まり、キッチン全体が散らかります。

対策:料理前に「ざっくり段取り」を紙に書き出す

  • 何をどの順に切る?
  • フライパンと鍋、どっちを先に使う?
  • このボウルは何に使う?

書き出すことで、自分の作業に「地図」ができて無駄な動きが減ります。

② 調理中に「使った道具の処理」が後回し

ボウル、包丁、ピーラー、計量スプーン…料理中に出したものをそのままにして次へ。

調理は進むけど、気づけばシンクも調理台も“使用済みツールの山”。

対策:ツールを使ったら「仮置きエリア」へ即移動

  • 使い終わったらすぐ洗うのが理想だけど、難しければ「仮置きトレイ」でもOK。
  • 調理台に“未使用ゾーン”と“使用済み置き場”を作るだけで、混乱が防げます。

③ 収納が「とりあえず詰め込み型」になっている

よく使う道具ほど、“しまいやすさ”が大事。でも、収納がぎゅうぎゅう詰めだと戻すのが面倒で出しっぱなしに。

対策:一軍ツールを「ワンアクション」で戻せる場所に配置する

  • よく使う菜箸・トング・おたまは引き出しより立てる収納や吊るす収納に
  • ボウルやザルは“重ねすぎない”収納で、取り出しやすさを重視

散らからない人がやっている5つの習慣

1. 「調理の合間に洗う」ルールを持っている

  • 煮込み中・焼いてる間などのスキマ時間を“洗い物タイム”に充てる
  • 洗い物をゼロにしようとせず、「1個でも減らす意識」が大事

2. 「道具を増やさない」意識が強い

  • 便利グッズより「多用途で使える道具」を愛用
  • 1品ごとにボウルを変えず、なるべく連続使用

3. 食材カットは「一気に」「まな板1枚で」

  • 食材は種類ごとに順番を決めて切る(例:野菜→肉)
  • まな板が汚れたら、キッチンペーパーでサッと拭いて続行

4. 「仕上げ前3分で整える」習慣がある

  • 盛り付けの直前に1度、道具を全て片付ける
  • フライパンに火をかける前にキッチンを“軽くリセット”

5. 子ども・パートナーが手伝いやすい「共有動線」

  • 家族がどこに何があるか分かる収納に
  • 「調理者だけがわかる配置」ではなく、「全員が使える」レイアウトにする

おわりに:キッチンの片付けは「後処理」ではなく「料理の一部」

キッチンがぐちゃぐちゃになるのは、単に“面倒だから”ではありません。

料理中に「仕組み」がないから。段取りと収納、そして自分のクセを見直すことで、片付けは驚くほどラクになります。

ぜひ今日の料理から、1つでも実践してみてください。

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