はじめに
非常用持ち出し袋、防災備蓄、家にありますか?
「準備したはず…」でも、よく見ると賞味期限切れ、子どものサイズアウト、電池切れ…なんてことも。
夏休みなどの時間があるときに、防災グッズの総点検をしておくと安心です。
1. 食品・水は「賞味期限」と「数」をチェック
防災食は3年~5年保存できるとはいえ、いつ買ったか記憶があいまいなものも。
▶ チェックポイント
- 水(1人1日3L × 3日分を目安に)
- 非常食(レトルト・缶詰・アルファ米など)
- 子ども用食品(ミルク、離乳食、おやつ)
定期的に消費して入れ替える「ローリングストック法」もおすすめ!
2. 衣類・衛生用品は“今の生活”に合ってる?
子どもの着替え、季節に合った衣類、マスク、下着なども見直し必須。
- 乳幼児→サイズアウト・オムツのサイズ変化
- 大人→防寒具や夏用タオルなど、季節で調整
- 生理用品、赤ちゃんのケアグッズなども忘れずに
「持ち出す前提」なので、かさばらず軽量なものを選ぶのもポイント。
3. モバイルバッテリー・ライト・電池の点検
電池の液漏れ、モバイルバッテリーの残量ゼロ…あるあるです。
▶ この3つは要チェック!
- LEDライト(点灯確認)
- 乾電池(液漏れ・期限)
- モバイルバッテリー(満充電に)
バッテリーは防災袋に入れず、日常でも使いながら充電を保ちましょう。
4. 家族の成長・環境に合わせて中身を更新
防災セットを作った時と、今の暮らしは同じですか?
- 子どもが増えた・成長した
- 引っ越しで避難場所が変わった
- 高齢の家族が一緒に暮らすようになった
“今のわが家”に必要なものを見直すことで、いざというときにちゃんと役立ちます。
おわりに:備えは“未来の自分たち”への思いやり
防災グッズは、準備して終わりじゃなく「育てるもの」。
年に1〜2回、家族で一緒に確認する習慣をつけると、防災意識が自然と育ちます。
ぜひこの夏、家事の一環として「防災点検」をしてみてください。
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