はじめに
梅雨の時期になると、なんだか床が「ベタベタ」「ぬるぬる」…よく見ると足の型がうっすらついてる？？
素足で歩くと気持ち悪くて、ついスリッパを履きたくなりますよね。でも実は、このベタつき、ちゃんと原因を知って対処すれば、サラッと気持ちいい床に戻せるんです。
この記事では、梅雨特有のベタ床の原因と、今日からできる簡単リセット方法を詳しく解説します。
なぜ梅雨になると床がベタつくの？
① 湿気による空気中の汚れの付着
湿度が高くなると空気中のほこりや油分が床に落ちやすくなります。特にキッチン近くのフローリングは、料理時の油煙と湿気が混ざってベタつきやすくなります。
② 素足の皮脂や汗の蓄積
夏場は家族みんなが素足で床を歩くことが多くなります。人の足から出る皮脂や汗が少しずつ床に残り、それがほこりと結びついてベタつきの原因に。
③ 掃除機だけでは取り切れない皮膜汚れ
普段の掃除機がけでは、この皮脂汚れや水分を含んだ汚れは取れません。目に見えない“膜”のように広がっているのがベタベタ感の正体です。
ベタベタを落とす“簡単サラサラ掃除術”
① クエン酸スプレーで皮脂と湿気の汚れを浮かす
皮脂や汗によるアルカリ性の汚れには「酸性」のクエン酸が効果的。ベタつきの元を中和して浮かせてくれます。
■ クエン酸スプレーの作り方
- 水：500ml
- クエン酸：小さじ1
- スプレーボトルに入れてよく振るだけ！
使い方： 床に軽くスプレーして、雑巾やモップで拭き取りましょう。ベタつきがひどい場合は2回繰り返してもOKです。
② 拭き掃除は「マイクロファイバークロス」で
普通の雑巾よりも細かな汚れをしっかり絡め取ってくれるのがマイクロファイバー素材。乾拭き仕上げにもぴったりです。
③ 最後に「から拭き」でサラサラ感アップ
濡れたままの床はまたすぐにベタつきやすくなります。乾いた布やモップで仕上げのから拭きをすると、さらっとした感触が長持ちします。
市販の床用スプレーで時短＆簡単リセットも◎
「今日は手作りする余裕がないけど、サラサラにしたい…」という日には、市販の床用スプレーが心強い味方です。
おすすめアイテム：
- リンレイ「床クリーナー スプレータイプ」：中性タイプでフローリングOK、ワックスも落とさず安心
- クイックル「ホームリセット泡クリーナー」：除菌もできて香り控えめ、子育て家庭に人気
- レック「激落ちくん フローリング用アロマ」：天然アロマ入りで気分転換にも◎
使い方のポイント： スプレーした後は、マイクロファイバークロスや乾いた雑巾でから拭き仕上げをすると、ベタつきが戻りにくくなります。
注意： ワックス加工された床や無垢材には使えないスプレーもあるため、使用前に必ず表示を確認しましょう。
さらに快適にするためのちょっとした習慣
- 週1の水拭き＋から拭きを習慣にする（特に玄関〜リビング）
- 調理後や入浴後は、軽く床を拭くと湿気の広がりを防げる
- サーキュレーターや除湿機を設置して空間の湿度管理を意識
また、子どもが素足で走り回る家庭では、こまめに拭き掃除するだけで床の快適さがグッと変わります。
おわりに
「なんか床がベタベタする…」と感じたら、それは梅雨ならではのサインかもしれません。
でも、クエン酸スプレーや市販スプレー、そしてちょっとした習慣を味方につければ、気持ちいい床はすぐに取り戻せます。
湿気の多い季節こそ、こまめな“サラサラ習慣”でおうち時間をもっと快適にしていきましょう！
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